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★麻雀放浪記

 久々に映画「麻雀放浪記」(S59年角川)を観た。イラストレーター和田誠の初監督作品。

 阿佐田哲也(色川武大)原作のこの作品は、麻雀を知らない方でも充分楽しめる傑作だ。自分ひとり喰うので精一杯だった戦争直後、バクチでしのぎを削る男たちの話だが、そのギリギリの生き方の中にも性別関係なく人との繋がりの深さと形が垣間見える。

 出目徳はコンビ技で次から次へと客をくいつぶしてしのぎ、ドサ健は客を教育して食い扶持を増やそうとする。スタンスは違うように見えるが自分の利をひたすら求めるという点においては一緒のことだ。が、同じバクチで生きている者同士お互いを認め合っている。

 私の仕事で言えば、この業界の中で他店を食いつぶしてでも自分のお店を大きくしたいと、時に思う時もあれば、ライバル店出店をむしろ歓迎して、さらに同じ場所でお互いしのぎを削って行ければ、と思う時もある。この業界に身を置くものとして、他のお店に対して商売上の敵対心はあっても、この仕事をしている者として(仲間意識なんて甘い言葉は使いたくないが)認めあって一緒に頑張りたい、という気持ちは自然と生まれたものだ。

 良くワカラン話しになりそうなので、映画に戻るとして。とにかく名シーン、名セリフが山盛りのこの作品。無駄な音楽も全く無し。俳優陣の演技も奇跡的なほどに研ぎ澄まされている。一番好きなシーンを一つ挙げるなら真上から撮った場決めのシーンだ。綺麗に組み合わさった牌、順に東南西北と叩きつけられる音。ここからそれぞれの運命がスタートする。何度観ても痺れる。

 ということで今日は映画話でオシマイ。
麻
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★愛と希望の街

 1月15日。今日は大島渚監督の命日だ。

 私たちの世代だとやっぱり「戦場のメリークリスマス」ぐらいからがリアルタイムで知っている作品になる。YMO、ビートたけしが大好きだった私は、自然とこの作品に興味が湧いて監督である「大島渚」という名前を知った。

 その次の「マックスモンアムール」は「愛の嵐」で惚れてしまったシャーロットランプリングが出ていたので期待して観たのだが、さすが大島監督だな、と思う作品は次の「御法度」まで約10年待たなくてはならなかった。

 大島監督作品では後期の「大監督」的な作品よりもATG時代に創造社で撮った作品の方が好きだ。20歳前後に観まくったのだが、1度観ただけで「何だこの作品は!」と何度衝撃を受けたことか。「少年」「儀式」「絞死刑」「白昼の通り魔」…こうしてタイトルを挙げてみても充分にインパクトがある。

 昨年末には野坂先生、今週はデヴィッドボウイ。大島さんに縁のある人が相次いで他界してしまったので、昨日は久々に戦メリを観たくなったのだが全てレンタル中。まだ観ていなかった「太陽の墓場」を借りた。

 いつも口をへの字に結びレンズの奥の眼光鋭い大島監督のイメージだが、笑うとホントに優しいオッサン。朝まで生テレビでの印象とたけしの語る撮影エピソードだけで無く、遺した作品たちも私の中に鮮明に生きている。ソフト化されていないドキュメント作品「忘れられた皇軍」のDVD化を望む。
大島
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